Network Engineering株式会社代表の三浦大です。本日も鹿児島市からお届けします。当社では定期的に「安全運転研修」を対象の従業員に受講するように取り組んでおります。これは、どんなに気をつけていても車社会では事故に遭う危険性は否めない中、それを少しでも減らしたいという思いから毎年、定期的に行っております。事故がなければ、なによりも「社員の安全」を確保できるとともに、お客様とのアポイントへも影響がございません。安全運転研修の実施と、研修修了証の発行をご紹介したいと思います。
対象の従業員とは?
現在「訪問サポート」を行う従業員は主に運転をします。
対象地域からお客様のご自宅や事業所へ伺います。社用車へ荷物を積み、現地へ向かい、ご提案から作業、トラブル診断・解決やセキュリティの施工を行う従業員が対象となります。
どこで受講させたらいいのか?
各地域にある自動車学校で受講できます。予め問い合わせを行い、予約が必要ですから従業員と学校側の予定を本社で合わせて予定を組み立てます。当社では総務部がこれを担当してくれています。忙しい中、ありがとうございます。
受講時間はどのくらい?
およそ2〜3時間というところですね。準備や帰りの準備も含めれば半日は必要かと思います。ただ、この2〜3時間の間で数多くのことを教えて下さいます。そして分析してくれます。
安全運転研修はどういったことを研修するのか?
文字通り安全運転をするために必要なことを多岐にわたり教えて下さいます。また、それを詳細に報告いただけます。
大きく分けて、安全運転評価シート、安全性テスト診断書、運転研修アンケート(本人直筆)の3つのカテゴリに基づいて様々なことを研修してくださいます。これらを無事修了すると、安全運転研修修了証が発行されます。
安全運転評価シートとは・・・企業ドライバーとしての総合的な評価を「値」として提出してくださいます。
総合的評価の値の他に、基本操作、法規走行、車両感覚、後退・車庫入れ、危険予測、安全意識、健康管理が3段階と特定項目だけ2段階で評価されます。
グラフでの視覚化から合計点数、所見や教習所からのご提案と今後の教育方法についてアドバイスがいただけます。
総合評価
プロやインストラクターレベルから危険を伴うレベルまでの評価をしてもらえます。ここの評価が低い場合は検討が必要です。
基本操作、法規走行、車両感覚、後退・車庫入れ、危険予測、安全意識、健康管理
運転の姿勢から、健康管理まで評価してくださいます。とても細かいので見てくださる方も大変ではないかと毎回感じます。
グラフ可視化、合計点数、2〜3段階評価、所見、提案・教育方法
前回との比較や、危険な点、こうしたらもっと良くなるなど、大変重要な内容が記載されており、従業員もそうですが会社としてもありがたいアドバイスを貰えます。
安全性テスト診断書とは・・・管理者向けに発行される「良い点」・「注意点」が分かりやすく記載されます。
内容をざっくりですが見ていきましょう。
総合評価と運転タイプ
運転適性度(数字で評価)、安全運転度(アルファベットで評価)、そしてどんなタイプなのか診断があります。
タイプ別:安全運転・重大事故・もらい事故・事故違反多発
の4つのどれかに該当します。
プロフィールや特徴、指導のポイントなどが書かれています。
性格的なところが大きなポイントです。自分で自動車学校に通っていたときもそうでしたが、やはりこういうところが運転に関係してくるのだと改めて感じました。
運動機能や健康度・成熟度、性格特性、運転マナーに至るまでが表されています。
運動機能はA〜Eで判定されます。Aは良くて、Eはマイナス評価ということですね。
一方、健康度・成熟度、性格特性、運転マナーはA〜C評価です。
まとめとして、「良い点」・「注意点」へ現状と今後の対策について指導をいただけます。
安全運転研修アンケートとは
最後に受講者がアンケートを記載します。全体的な感想、講師の先生、スタッフさんの対応への評価、研修時間はどうだったか、今回の研修の目的は理解したかなどですね。
「企業ドライバー」としての自己評価、今回の運転の自己採点
100点満点中、何店か自分で評価点記入します。なにが不足していたか、具体的に気づかせてくださいます。
「企業ドライバー」として運転する自分自身に対し今後のアドバイスを具体的に記入する
なかなか書きにくいところではあるのかもしれませんが、当社社員は皆しっかり書いてくれています。
「企業ドライバー」として今日から習慣化していく行動を具体的に3つ記入する
自分が何に気をつけなければならないか、この研修を通して分かったことや、強く意識したことを具体的に考え記入します。それを習慣化するということです。
安全運転研修修了証とは
晴れて受講が修了すると賞状がいただけます。「安全運転に関する研修が修了したこと」を証明してくださいます。
実施前と実施後でどう違うのか?なにが変わった?
受講している本人の意識が変わってくれるのは勿論ですが、何より経営している側の意識も変わります。ただ事故が減ったとかいう点を評価することよりも、気持ちの変化がまず一番に大きいかもしれません。ただ研修受けたからと投げっぱなしではなく、研修もあって意識も変わって、会社もルールを決めて安全運転を全員で取り組むことをこれまで以上に強く意識するようになります。「安全運転研修」を活用したからこそできているのではないかと改めて感じた次第でした。
無理な運転で社会に迷惑をかけないことは勿論ですが、社員の安全を守るため、お客様へご心配をおかけしないためにも引き続き取り組んでまいります。
Network Engineering株式会社 代表 三浦大